睡眠の品質を低下させる労働環境の変化とストレス

睡眠の品質を低下させる労働環境の変化とストレス

質問

仕事のストレスで悩み始めると、常に悩みで頭が一杯で、寝付けません。ストレスは熟睡できない原因になるのは本当でしょうか?

 

回答

今仕事中毒者というのが急増していて社会問題となっています。この仕事中毒が原因となってさまざまなストレスを生んでいるのですが、中でも深刻なのは、神経症患者の増加です。家族や友人との交流の機会が著しく減少して職場だけが自分の心の拠り所となってしまう人たちが増えているのです。

 

さらにコンピューターの発達によって、パソコンでの作業にフォーカスするがために人間らしさを喪失した味気ない人間が誕生したり、コンピュータの対応できない高年齢層の恐怖から生じるストレスも急増しています。

 

これが次第に仕事に対する不満となり、熟睡が妨げられる大きな要因となっています。最近は良く眠れない、疲れが取れないという場合は、しっかりと熟睡するにはどの程度のストレスを受けているかチェックしてみることをお勧めします。

 

ただ、ストレスというのは一般には体に悪い影響を与えるものであるという解釈がなされているようです。しかしストレスというのは場合によっては体に良い影響をもたらすこともあります。ストレスがかかった場合、人間は防衛本能が機能してアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。

 

これによって闘争心が高まり自然治癒力を高める効果が期待できます。一方、ストレスが完全にゼロである場合、これらのホルモンというのが分泌されず、ヤル気が全く出ないということが実際にはありえるのです。要するにストレスというのは適度にあるほうが熟睡するには良いということです。

 

仕事がちょっと大変だという場合はストレスがかかりますが、それを達成すれば充足感によって熟睡ができるという効果もありますので、上手くストレスを活用しましょう。