熟睡するための寝室環境構築の7つのコツを解説

熟睡するための寝室環境構築の7つのコツを解説

質問

特にストレスもなく、嫌な出来事もないのに寝付けないことがあります。寝室の環境に問題があるのかもしれません。熟睡するためにはどんな事に注意すべきでしょうか?

 

回答

寝室の環境というのは熟睡するためにとても大切な要素です。うっかり熟睡を阻害するような環境で寝付けない可能性があります。そこで熟睡するために必要な寝室環境構築のコツを7つ紹介します。

 

寝具

我々は睡眠中に寝返りをうっていることが非常に多いといわれています。この寝返りの時に、寝具の性質によっては体を傷める恐れがあります。特に寝具が柔らかすぎる場合は、お尻が沈み、腰に負担がかかるからです。

 

逆に寝具が硬すぎると布団に接する体の部分の血流悪化を引き起こし、やはり熟睡を阻害する要因となります。ですので寝具を選ぶ場合は、体をしっかりと支えられるだけの硬さと弾力性に着目して選ぶようにする必要があります。

 

また掛け布団ですが、羽毛布団を使うというのが望ましいです。この羽毛布団は、温かく軽いので身体への負担が少なくて済むというメリットがあります。さらに夏などの暑い季節を除いて、ほぼ一年中使うこともできます。ちなみに重い布団でないと熟睡できないという人は心臓への圧迫が強いため、健康を害する恐れがあるので要注意です。

 

さらに熟睡をするためには意外と見落としがちなのが枕です。近年は熟睡しやすくかつ健康に良いマイナスイオンを放出し、電磁波を遮断する素材の枕として木炭が注目されています。炭の表面には穴が開いていますが、ここには微生物が住み着いていて、この微生物が有害物質を吸収して分解し、周辺の空気を浄化する役割を果たしています。

 

虫対策

布団を干すとき、布団が体に触れる側と触れない側のどちら側を日光に当てるのが望ましいか考えたことはありますか?

 

実は両者では湿気が異なると事実は盲点であり、体に触れない側の方が湿気が多いのです。よって体に触れない側を日光に当てて干すようにしたほうが紫外線による殺菌効果によって布団の雑菌やダニを駆除する効果が高まります。ダニに刺されていては痒みが原因で熟睡することができませんので要注意です。

 

さらに布団を干した後は布団を叩くというのが一般的になっていますが、これもダニを表面に浮き上がらせる恐れがあるので避けるべきです。布団を干した後は、掃除機をかけるというのが望ましいです。

 

服装

寝具というのはできるだけ快適に眠れるようなものを選定したいところですが、パジャマ、ジャージ、シャツなかには裸が良いという人がいるかと思います。これらの寝具の中で、特に吸湿性や伸縮性が優れているのはパジャマです。

 

人間は睡眠中は500ミリリットル程度の汗をかくといわれていますので、吸湿性がすぐれていない寝具を着ると、汗や皮脂を吸収できずに、皮膚トラブルの原因ともなりかねません。ちなみに子供のころに親に「寝る前にパジャマに着替えなさい」と言われた経験がもしかしたらあるかもしれませんが、これも睡眠モードに入るという気分の入れ替えとしても有効です。

 

さらに素材については、綿を選択するというのが吸湿性や伸縮性の面では優れています。今一度、寝具を見直してみましょう。

 

世の中には、寝室がどんな環境であっても熟睡できるタイプの人がいる反面、どうしても熟睡できないタイプの人もいるようです。一般的には圧倒的に後者のタイプの人の方が多いかと思いますが、少なくとも周囲の音は睡眠に多大な影響を与えているということは確かです。

 

近年は眠気を誘うようなヒーリング系の音楽のCDが販売されていたりしますが、これは実は予想以上に熟睡に効果があることが実証されています。この音楽を使った方法というのは歴史が古く、古代ローマ時代から利用されていたそうで、精神障害、うつ病患者にも効果があります。

 

特にヒーリング系の音楽は、テンポがゆるく、小さめの音であるという特徴があり、これが眠気を誘う効果があるのです。ちなみに般若心経などのお経も睡眠には効果があるといわれています。

 

照明

寝室の照明の明るさについては、いろいろな意見が飛び交っています。人によっては真っ暗でないと眠れない、真っ暗だと怖くて逆に眠れないなどと意見が分かれているようです。

 

しかし一般的には寝室を暗くするというのが熟睡効果があるようです。人間は睡眠中にメラトニンが分泌されるのですが日中は日光を浴びることにより生成され、夜は脳にある松果体から分泌され、睡眠にとって重要なホルモンです。

 

寝室が明るすぎるとメラトニンの分泌が阻害されるので、暗くするということが重要です。このように寝室を暗くすることによって、自律神経が交感神経から副交感神経に切り替わり、神経が落ち着くため睡眠モードに突入することができるのです。

 

ですので寝室は暗くすることが熟睡には効果があります。ただ真っ暗では逆に恐怖心が掻き立てられるという方は月明かり程度の照明を用意するというのも熟睡には効果があります。

 

温度

われわれ人間は体温を一定に保つことができる生物ですが、外部の温度によって多大な影響をうけています。暑すぎても、寒すぎてもなかなか熟睡できないというのが現実です。では一体どの程度の温度が最適なのかについてお話します。

 

この最適な温度というのは夏と冬とで温度が異なり、夏は25度、冬は13度程度が望ましいといわれています。ちなみに湿度については季節問わず50%程度が望ましいといわれています。

 

また近年はエアコンが普及していますが、利用の仕方によっては健康を害します。例えば一晩中エアコンを利用すると、夏であれば体温を奪われますし、冬であれば乾燥によって鼻、喉などの粘膜からウイルスが侵入しやすくなります。

 

ですのでエアコンを使うのであれば、就寝前の1時間程度の温度設定程度に留めるようにするのが無難です。また睡眠中というのは、起きている時間と比べると呼吸のスピードが下がり、酸素摂取量が少なくなる傾向にありますので、寝室の換気をしっかりとするようにしましょう。

 

色というのは人間の心理に働きかける作用があるということは事実です。派手な色であれば、なんとなく落ち着かない気分になりますし、無機質な色では、元気がなくなったりするという経験がもしかしたらあるかもしれません。

 

特に熟睡をしたいのであれば、できるだけ快適に熟睡できる色を選びたいところでしょう。では最も熟睡効果のある色というのはどのような色なのかというとブルーです。ブルーというのは気持ちを落ち着かせる効果があり、リラックス効果によってアルファ波が増えるということも実証されています。

 

寝室にはカーテンがあったり、布団、カレンダー、インテリアなどさまざまなものが置いてあるかと思いますが、できるだけブルー系統の色で統一するというのが望ましいです。もし色がバラバラであるという場合は、一度全体的な色の統一に注意してみましょう。